「X Games Chiba 2024」の興奮を振り返る、ハイライト映像公開
スケートボードやBMXなど、世界トップアスリートが集結するアクションスポーツの国際競技大会「X Games Chiba 2024」は、今年も多くのドラマを生み、大盛況のうちに幕を閉じました。
元々はモトクロスレースのジャンプから派生したフリースタイルモトクロス。X GamesではMoto Xというカテゴリで、1997年サンディエゴ大会で、Big Airとして採用されたのがはじまり。その頃はまだ土のジャンプ台だったが、競技化が本格的になった1999年大会から、レイアウトの自由さとコストの面から鉄製のランプと呼ばれるジャンプ台を採用し、75フィート(約23m)の距離、およそ10m以上の高さで技を繰り出す基本フォーマットは、現代でも変わることはない。
もちろん、その高さからクラッシュをして無事で済むわけはないが、怖いもの知らずのライダーたちによる、パフォーマンスは圧巻の一言に尽きる。
Freestyleの他にも一発の大技を競うBest Trick。バイク版走り高跳びのStep up、そして今回の日本大会で採用されたBest Whip など、年々競技数も増え、多くの伝説とドラマがX Gamesで生まれてきた。
出典:X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo 公式ガイドブック
バイクが宙に飛び出すと同時に捻(ひね)り倒す。ウィップはフリースタイルモトクロス(FMX)でも最古のトリックとされ、ライダーが持つスタイルだけで勝負するのがBest Whipだ。2008年から正式種目として採用され、当初はAMAスーパークロスのスーパースター対フリースタイルライダーの対決で会場を盛り上げた。バイクが完全に横に傾き、飛び上がる姿から、昔は「パンケーキ」とも呼ばれていたが、近年では天地が逆になるほど捻り倒す強者たちが揃う。
競技ルール
▷ 8分間のコントロールジャムセッション。スタート順に各ライダーがランを行い、8分間で可能な限り多くのランを行う。総合的な印象で順位を決定する。
ここが見どころ!
□ 8分という時間の中で、ライダーそれぞれのスタイルの違いを見つけてみよう。
□ ライダー同士が刺激し合う、ジャムセッションの興奮を体感しよう!
□ 攻めるほどにリスキーになる着地の瞬間も見逃せない。
ライダーたちが空中で縦横無尽にトリックを繰り広げるFreestyle。アメリカのX Gamesでは1999年から現在にかけてコンテストとして開催されている。様々なトリックにバックフリップなど、ふとした瞬間にスーパートリックを出すライダーもいるので、怒涛のエアショーから目を離すな!
スケートボードやBMXなど、世界トップアスリートが集結するアクションスポーツの国際競技大会「X Games Chiba 2024」は、今年も多くのドラマを生み、大盛況のうちに幕を閉じました。
男子スケートボード ストリートでは、白井空良が初の金メダル。ベストトリックでは、池慧野巨が初出場で金メダル。BMXパークでは中村輪夢が自身2度目の銀メダルなど、日本人選手たちのメダルラッシュが続きました。
会場内でのお忘れ物・失くし物につきましては「幕張メッセ総合管理センター 警備」(043-296-0531)までお問い合わせください。
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